性分化疾患を持つ人は、好きな人を見つけて、その人のパートナーになることはできるのですか?子どもは持てるのですか?

 当然イエスです!多くの人がそうされています!

 性分化疾患を持つ人が、生物学的なつながりのある子どもを持てるかどうかは、その人の特定の体の状態によって違います。性分化疾患の中には、男性あるいは女性として、生物学的なつながりのある子どもを持つことができないものもあります。生殖医療が進歩すれば、子どもを持てる可能性がある性分化疾患もあります。そしてもちろん、性分化疾患を持つ人はみんな、養子縁組をすることで親になることができるのです。

性分化疾患とは、「染色体、生殖腺、もしくは解剖学的に性の発達が先天的に非定型的である状態」のことで、「男でも女でもない」「中性」「第3の性」のことや、性同一性障害トランスジェンダーの人々、性自認のことではありません。)

(画像は、CAISを持つ女性ジャズシンガー、イーデンさんと、養子縁組された息子さんです)