2012-12-14から1日間の記事一覧
アメリカの小児科学会や、日本の専門家である日本小児内分泌学会性分化委員会は、国際小児内分泌学会やヨーロッパ小児内分泌学協会などによる2006年の「シカゴコンセンサス」を支持しています。「シカゴコンセンサス」の内容はこちらでご覧いただけますが、P…
性分化疾患を持つ子どものケアについては、積極的にご家族も話し合いに含めた決定が必要です。外科のお医者さんがこれが一番の治療だと、話し合い無しに既に決定した治療内容に、ご両親や子どもが同意するだけということは避けられねばなりません。ある程度…
性分化疾患を持つ子どもは、地域によらない主要な医療センターで、年齢に応じて十分に事実を伝えることができる、充実した専門の医療チームによる医療が得られるようになされるべきです。どのような医療機関が求められるのか、その指標はこちらでご覧くださ…
患者さん個人の生活と人生をより良いものにしていくことを考えた、患者中心の医療が求められます。子どもでも大人でも、性分化疾患を持つ人々がみな、それぞれのからだの状態、疾患に応じた適切で専門的な医療が受けられるようになることが必要です。そのひ…
体の性別の発達の科学的事実について話そうとする人はほとんどいませんし、ほとんどの文化圏で、体の自然なバリエーションについては覆い隠されています。これは単純に、人間の体の性がどのように発達しどのように異なるのか知っている人がほとんどいないと…